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ダル 今季両リーグ完封一番乗り

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Excite エキサイト : スポーツニュース
ダル 今季両リーグ完封一番乗り


パ・リーグの若手右腕が完封“競演”だ。2年目の日本ハム・ダルビッシュ有投手(19)がソフトバンクを散発6安打に抑え、今季両リーグ完封一番乗りを果たせば、その9分後にオリックス・平野佳寿投手(22)もロッテを5安打に抑える快投で、ルーキー完封1号となった。前日は巨人の工藤がセ界最年長白星を挙げたが、エキサイティングリーグは若武者の活躍でさらに熱くなる。

 【日本ハム3-0ソフトバンク】最後は自分で決めた。9回2死一塁、ダルビッシュは外角直球のサインに首を振り、本間を内角の139キロ直球で空振り三振に仕留めた。「最後だけ首を振った。空振りを取ろうと思って」。プロ最多の129球。オリックスの新人・平野佳より9分早くシャットアウト勝ちを収め、12球団一番乗りの完封で今季初勝利をマークした。

 「完封?最初から狙っていました。0勝2敗だけは絶対に嫌なんで。チームとしても何とか勝ち越したかった」

 雪辱のマウンド。前回登板の先月30日ロッテ戦(千葉マリン)では3回0/3を自己最悪の6失点KO。佐藤投手コーチから「調整だけすればいいような投手じゃない。技術を上げないと」と、従来は試合と試合の間に1度しか入らなかったブルペンに2度入ることを命じられた。前日の試合ではトレーナー室で、欠場した高橋とともに打者1回りを観戦して攻め方を相談した。

 導かれた答えは、投手の原点に戻った直球主体の攻め。昨年までの決め球シンカーとともに、この日は今年多投していたツーシームも封印。最速は142キロながら、高橋は「腕がよく振れていたし伸びがあった」と称える。だからスライダー、カーブも効果的に決まった。ソフトバンク・川根スコアラーも「前回の反省からか丁寧に投げていた。外のコントロールと、低めの変化球がよかった」と“変身”ぶりを分析した。

 昨年5勝15敗とカモにされたソフトバンク戦に勝ち越しスタート。WBC日本代表の和田にも投げ勝った。ヒルマン監督は「ブルペンも休ませることができて、われわれが望んだすべてのことをやってくれた」と満足げだ。入団以来、故障や不祥事で話題の尽きない右腕は「最後まで1軍で投げたい。ここで終わったらアレなんで」。ジンクスを打破すべく、怪腕の2年目が少し遅れて“開幕”した。

 <ソフトバンク 4安打も、和田2発に沈む>昨季4戦4勝と日本ハム戦に相性のよかった和田だが、序盤に2発を浴びて黒星を喫した。「もったいなかった。中盤からは納得いく球も出てきたのに」とセギノール、マシーアスに許した2本塁打を反省した。4回以降はわずか1安打。快調な投球を取り戻して完投したが、ダルビッシュの投球はそれを上回った。初めて投げ合った2年目右腕の印象を問われ「ダルビッシュは崩れそうになってから立て直した。いい投手」と自らの敗北を認めていた


貧打がわずか九分の差で、バファローズ平野の12球団初完封を阻止!!
by fighters212 | 2006-04-07 08:32 | ダルビッシュ
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